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最近の時事ネタについて思うこと

本日1月19日の日経新聞に、広島駅周辺に大型マンション計画が目白押しとの旨の記事が出ていた。私はもう2~3年くらい前から、地方都市でのマンションブームの到来を予測していた。

それは一つには「団塊の世代」の65歳定年退職が本格化するからである。団塊の世代とは狭義の定義によると1947年~1949年生まれの世代だそうである。そうすると今年から1947年生まれの人達が退職し始めることになる。これらの人達は大都会に勤務していたものの、大都会でマンションを購入するのは一般サラリーマンではまず手が出ない。

そこで定年退職を機に郷里や親が住んでいる地方に帰って行く。しかし都会の便利なところで住み慣れた身にとって、いまさら不便な田舎には帰れない。そこで地方都市の中心部で終の棲家を求めてくる。

もう一つの理由としては少子高齢化の問題がある。団塊の世代の一世代前までは、日本では父母が老人になっても、その子供が同居して最後まで面倒を見てきた。それは長い歴史のなかで当然のこととして、延々と引き継がれてきたことである。しかし都会生活に慣れきった世代は、老人が住んでいる僻地の田舎などに引きこもるなど、とうていできない。都市部に住む子供たちは市街地内での同居を求める。しかし大抵は断っている。

「限界集落」に住む老人がさらに年をとって、買い物にも、病院にも行けくなり、大雪で町への往来さえでき無くなったとき、最後に何を考えるだろうか。それは先祖伝来の田畑家屋敷を売ってでも、歩いて買い物や病院にゆけるところを探さざる終えなくなる。

現に私の息子が住んでいる岡山市の中心部にあるマンションでも老人の購入者が半数近くいるそうだ。

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